今回初めて会津若松市・東山温泉の避難所に赴き、大きな収穫となったことは1つに現地の状況とニーズを肌で感じられたことが挙げられると思います。避難所に入って最初に感じたのは、避難所となっているホテルの空気が重々しかったということでした。先行きの見えない状況なだけに多くの人たちが緊張とストレスを感じているということがすぐに分かりました。また、そこでとても気になったことは避難所の子どもたちがパソコンやゲームしかやることがなく、屋内に閉じこもって遊んでいることでした。これは保護者も心配していることであり、この先も続く避難生活で改善しなければいけない問題の1つになると思います。とはいえ生活に余裕の無い大人が子どもの面倒を十分に見ることは難しく、家族とはいえども1日中一緒にいるのはかなりのストレスのようになっているようです。だからこそ、避難所の子どもにどのような放課後を過ごさせるかが避難生活を送る大人と子どものケアに繋がってくると思います。現在のような状況を改善するには広いグラウンドや体育館といった遊び場所の確保と、そういった場所で子どもたちと遊ぶスタッフの継続的な派遣が大きく貢献するに違いありません。これはもう1つの大きな収穫であった会津若松JC・会津大学の学生との結び付きができたことがこれからの支援に良い影響を与えていくと思います。これからも継続的な支援を行っていく中で町役場や学校の混乱状態が収まり、現地の方々の協力と賛同が得られればより高いクオリティの支援ができる可能性が見つかったと思っています。その場合に備えて現地の方とのつながり作りや、「自分たちが何ができるか・何をするべきか」を今回の経験を踏まえて考えておくことがこれからの支援に繋がっていくと思います。
文責:早稲田大学3年 久山雄大 |