北上から釜石まで通常であれば、1時間半で行ける所、ボランティア渋滞の影響で2時間以上かかってしまった。しかし、それでもまだ人手が足りない、というから、この構造的問題を解決する糸口が必要だと感じた。 防塵マスクにゴム手袋、長靴にゴーグルなど、完全フル装備で現場に入ったが、与えられた仕事は、「廃車場の整理・管理」で、泥かきのように身体的にタフな仕事ではなかった。正直、暇をもてあそぶ時間があったが、これも誰かがしっかり張り付いてやらなければいけない仕事だと感じた。不明になった自分の車を探しまわる人や、取り替えたばかりのタイヤだけでも、と回収に来る人など、困っている方々が実際にいて、その対応でよろこんでくれることがあったからだ。 いくら遠くから来ようと、仕事を選んではいけない。現地で求められていること、相手に必要とされていることを、ひとつひとつ丁寧に取り組んでいくことが大切だと、ボランティアの心構えを身をもって学ぶことができた。 今後もどのような形であれ、出来るサポートをしていきたい。
専務理事 上江洲慎 |