てらこやネットワークとは




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森下一先生の提唱によって2003年、鎌倉に創設された「てらこや」は、一地域のみを対象とした活動ではなく、日本全国に普及させることを目的とした事業モデルです。設立から五年を経た現在、「てらこや」の輪は着実に日本全国に広がっています。2006年には宮島てらこや(広島)、2007年には、伊勢崎てらこや(群馬)、彩国てらこや(埼玉・朝霞)、豊田てらこや(愛知)がスタートしました。その他にも、雪国・燕三条(新潟)、浦添(沖縄)、函館(北海道)、草津(滋賀)などの地域で立ち上げの準備が進められています。

『てらネット』は、そんな全国各地の「てらこや」を結ぶ活動です。例えば、沖縄で開催される海のイベントに内陸県の親子が参加したり、北国で開催される雪のイベントに沖縄や関東の親子が参加したりと、自分の地域では体験できない活動に参加できる、全国的な交流システムを作ってゆきます。各地域の固有性を活かした「てらこや」活動の中で、全国の子どもたち・学生・親が日本の歴史、伝統、風土を体感し、交流しながら共に育ってゆく。『てらネット』はそんな共同・交流・育ちの場を提供する、日本の多様性を体現したネットワーク活動です。

三つの機能

1. 共有(情報・経験・哲学)

各地てらこやの特性や結果を共有し互いに連携する

⇒てらこや連絡会議の開催等の共同作業。てらネットHPの開設

相互補完


2. 交流(子供・大学・地域)

子供達の交流を第一義に学生・大人・地域の交流機能を持つ

⇒こども留学システム

学生交流システム


3. 発信(広報・拡大・資金確保)

全国的なネットワークとしてのスケールメリットを活かし、運動を「発信」する

⇒シンポジウムの開催=連絡会議(年1〜2回・各地大学を活用)

資金確保専任の理事を置き、各地てらこやで活用できる資金を確保する。

期待される効果

それぞれの地域の特色をいかした活動の集合⇒日本の多様性

様々な個性を持ったてらこやが各地に出来ることは、「子供達のために」そしてその手段としての「組織深化のために」という2つの軸で作用するのです。実際に、鎌倉では出来なかったこと、考えもしなかったことが広島や朝霞で始まりつつあります。

私たちがこれから構築する「てらこやネットワーク」は、シンプルな「ネットワークシステム」で、事業を統括する管理型のシステムとは大きく異なります。よって、参加するLOMは事業を画一化する必要は無く、逆に画一化を避け、各地の歴史や特性を事業に組み込むことがとても重要と考えています。例えば、今春に広島で行われた事業は、「子供たちともみじ饅頭を作る」という事業でした。広島以外では考えられない事業です。このように各地の事業に取り込まれた地域特性は、日本の持つ「多様性」として子供達に伝わると考えています。

「各地の特性を活かした事業を開催し、それに様々な地域の子供が参加でき、交流できる」それを実現するネットワーク、それがてらこやネットワークなのです。


「継続性」と「財政」の面におけるリスクヘッジ

事業を展開する過程には、多くのリスクが存在します。しかし、展開をすることにより、本質的なリスクである「存続のリスク」を軽減することが出来ると共に、多様な可能性を得ることが出来ると考えます。

複数の地域にてらこやシステムを導入することで、根元的なリスクである、「事業存続のリスク」を軽減できます。どの地域でも言えることですが、鎌倉を例に考えてみましょう。今後、鎌倉単体で事業を継続していった場合、現在は順調にいっていても、人間関係や経済的要因等で事業自体が立ち行かなくことが可能性として存在します。しかし、複数の地域、違う地域の人達が同じ「哲学」の下、てらこや事業を行うことで、相互を補完する関係を構築することが出来、より俯瞰的(ふかんてき)な意味での「事業の継続性」は担保されると判断しています。

財政の側面から考えてみても、事業の展開は不可欠な要素であると判断しています。今後、安定した財務基盤で事業を行うには「企業」との連携が必要であることは議論の余地はありません。企業は「利益の追求」に行動原則があり、より多くのメリットを得ることの出来る団体と提携・援助すると考えられます。私たちは、その「企業の追求する利益」を「社会貢献」という形で企業に提供し、企業はその活動資金を私たち提供するという関係になります。その際にはこれから私たちが構築する全国的なネットワークと実績が、大きな独自性、そして優位性となるでしょう。

このように「てらこやネットワーク」の具体的活動の軸として考えられるのが、資金調達についての活動です。各地域での独自の資金調達が必要なのは言うまでもありませんが、ネットワークとしても、より大きい資金を調達しようと考えています。そして良好な結果を得ることが出来た場合、そこで得た資金を各地域に事業資金として配分すると共に、新たに参加するLOMのイニシャルコストに充てようと考えています。また、資金調達専任の担当者を置くことも予定しています。

このように、全国レベルのネットワークとして行動することで他の団体と差別化を図ることが出来、「継続性」と「財政」の面でリスクヘッジが出来ると考えています。



てらこやネットワーク事務局
〒248-0016  鎌倉市長谷5-6-12-201
TEL:0467-60-4668  FAX:0467-60-5185    e-mail : info@terakoya-network.com
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